土木・建築・水の地質調査会社 アーバンソイルリサーチ(地質調査)
■間違いだらけの地質調査
 改革の時代といわれる21世紀をむかえましたが、地質調査業においては“過去のデータ”を生かして、過ぎ去った時間を「積み上げられた時間」にするべく各社が各様の取組を始めています。
 平板載荷試験は、1/100mmの精度で荷重と沈下量を計測するため、また、即時沈下量の算定に地盤の弾性領域内の初期沈下(地盤の降伏以内)の数値を得るために、試験面の整形が一番重要である。(試験開始時には載荷板と地盤の密着性が重要で、試験面の乱れがあってはならない)

1.これを本当に理解している技術者は、100人に一人?

 当然であるが、「荷重と沈下量」の測定を30分間の間隔で計測する以上、荷重の保持「ジャッキの圧力保持」が厳密でなければならない。

1.測定値は大幅に違ってくる。これを本当に理解して実施している職人は100人に一人?

 変位計は4点設置するが、対角点の和が等しくなければならない。

1.これを本当に理解している技術者や職人は、100人に一人?



荷重
p
kN/m2
経過時間
t
min
時刻

時分
変位計の読み 1/100mm
変位計読み
の平均値
mm
累計沈下

mm
備 考
1
2
3
4
 
UP
400.0
0
15:20
1305
1482
1155
1330
13.180
 
実荷重

(2.827t)
1
 
1397
1572
1246
1419
14.085
 
2
 
1462
1631
1316
1486
14.738
 
5
 
1588
1753
1442
1611
15.985
 
10
 
1670
1837
1527
1695
16.823
 
15
 
1720
1889
1576
1745
17.325
 
20
 
1764
1929
1623
1788
17.760
 
25
 
1791
1959
1650
1817
18.043
 
 
30
 
1825
1993
1682
1850
18.375
18.38
対角の和(1+4:2+3)
1305+1330=2635 1482+1155=2637
1825+1850=3675 1993+1682=3675
 測定中の全ての測定値がほぼ10/100mm程度が測定誤差であり、100〜200の読み違いが多くある。
 荷重と沈下のグラフ作成要領の原則を知らない技術者や職人が多くいる。縦(沈下量)50mmと横(荷重)500kN(50mm)が原則であるが、荷重が大きい場合や沈下量が微量な状況では、変則的でもかまわないが読み方に注意を要する。

 理由を知らない技術者が80/100?
 測定用のピットは2.0m×2.0m以上が最低条件(地盤工学会)、理由を知らない技術者が80/100?
 架設用のH鋼は4.0m以上が最低条件(地盤工学会)、理由を知らない技術者が80/100?
 不動点の間隔は2.0m以上が最低条件(地盤工学会)、理由を知らない技術者が80/100?

 試験方法を知らない、守らない多くの技術者はまず資格を持っていない。教育を受けていない人たちが多いが、発注者は安ければ良いと思っている。
 載荷試験だけでも、まだまだ、多くの無理解・誤解・間違いがある。
 直接基礎の場合の、地盤の許容地耐力は今回得られた許容支持力と、許容沈下量の両方によって規定されるため、基礎の設計にあたっては、許容沈下量の検討も必要である。

 たとえば、集合住宅や大型店舗を沖積低地に10m×30mのべた基礎で計画した場合で、qa=55.0(kN/m2)変形係数を4.0(mN/m2
以下に低減となる。
 たとえば、台地上に50.0m×12.50mのベタ基礎で計画した場合で、qa=133.3(kN/m2)変形係数を10.0(mN/m2)と仮定すると、
以下にqa値は低減となる。

 すなわち、許容地耐力とは沈下量に制限されているので、1/100mmで測定する意味があり、荷重ピッチを計画することが重要となる。
 当社では、7,000件余りの載荷試験データを市町村別に整理(地盤反力係数の大きい順番)し、安全で経済的な設計がされますように、また、お手元にあるデータの信頼性のチェックや、新規物件の計画にお役に立ちますように提供を考慮しています。

※詳しくは株式会社アーバンソイルリサーチまで、お問い合わせください。